新型コロナウイルスの流行でマスクが入手しにくい状況が続いています。
新しいマスクの入手できないため、一度使用したマスクを再利用できるのかと話題になっています。
マスクにも素材によって再利用できるもの、できないものなどあるようです。
マスク再利用はできる?
【マスク「再利用」できるのか】https://t.co/fVx3nYIXa5
経済産業省は、マスクの「再利用」を業界団体から周知してもらう方向で検討したというが、結局周知はされなかった。不織布マスクの多くは使い捨てだが、効果や衛生面に問題はないのか。メーカーに聞いた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 4, 2020
経済産業省でマスクの再利用について、マスクを長く利用してもらうため洗ったり、消毒液などで対応し2回から3日の再利用してもらえるよう話し合われました。
そのことを業界団体から周知してもらうと検討したが、結局周知はされなかったそうです。
製造している会社から同意を得られなかったのでしょう。
不織布のマスクのほとんどが使い捨てで販売されています。
ウイルスなどの侵入を防ぐために不織布を重ねて作られていて帯電処理などされています。
特に中間層にあるフィルターは繊細で、洗うとウイルスを阻止する機能が損なう恐れがあるということです。
使い捨てを大前提として製造している物は再利用は推奨できないそうです。
それでもマスクが無くて不安、捨てるのがもったいないという場合は、繊維を傷つけないようにやさしく洗って、よく乾かすことだそうです。
健康な人であれば、マスクが無いよりも再利用で安心できると思います。
そもそもマスクは新型コロナウイルスに有効なのか?
新型コロナウイルスの感染拡大で続くマスク不足。ネット上などでは様々な「マスクの再利用法」がシェアされています。
実際はどのような方法が正しいのか。感染症対策の専門家に話を聞きました。(籏智広太 @togemaru_k)
【New】マスクの「再利用」正しい方法は?リスクは?https://t.co/dJsRxBBdmJ
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) March 3, 2020
他の風邪などのウイルスも含め、サージカルマスク(不織布マスク)は、すでに咳やくしゃみなどの症状がある人がつけることで、飛沫感染を防ぐ効果があります。
無症状の人に対する予防効果があるわけではありません。
マスクは咳やくしゃみ、発熱などの症状がある人が着用するものなのでN95など感染防止用マスクでなければ健康な人には意味がありません。
予防のためのマスクについては必要ないとの見方もありますが、高度な対策ではないが安心のためには良いそうです。
ただマスクをするだけではなく、手洗いやうがいの徹底やむやみに顔を触らないなど合わせて注意が必要です。
マスク再利用に向いている商品はある?
https://twitter.com/aka_a_i/status/1231610719604359168?s=20
アラクスが販売している「Pittaマスク」は再利用可能です。
こちらも入手困難になっているのでこれから購入は難しかったり、高額だったりする可能性はあります。

私はたまたま在庫があったので、洗って繰り返し利用しています。
ポリウレタン素材のため、中性洗剤などでやさしく洗って乾かせば再利用できます。
3回洗っても花粉99%カットを保ちますと明記していますが、それ以上洗っても基本的に使用できるようです。
但しサージカルマスクも基本そうですが、新型コロナウイルスなどウイルスを完全に防止するものではありません。
自分の咳などの飛沫感染などには役に立ちます。
公式サイトでも洗い方を紹介しています。
マスクの正しい付け方、使用方法
マスクには表裏があるので間違えないように確認してください。
性能には間違えても特に影響はないですが、マスクと口の間の空間が狭く息苦しくなったり、逆に隙間が空いて外からの空気が入ってしまいます。
使用後は外側にウイルスが付着している可能背があるので触れないように、耳元のゴムから外してそのまま処分してください。
【効果は? 再利用は? マスクの疑問 専門家に聞きました】
「マスクの着用は、ただちに感染予防にはつながらない」
「衛生上、再利用はしないほうがいいが、どうしてもの場合は…」
マスクにまつわる疑問あれこれ、専門家に聞きました。https://t.co/F2DsMD8Gz1— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) February 28, 2020
マスク再利用できる・できない?まとめ
マスクの種類(素材)によって再利用可能なもの、機能を損なわないものがあります。
ただ付けているからと完全にウイルス感染を防げるものではないので、手洗いやうがいなども合わせて意識していきましょう。

