新型肺炎(コロナウイルス)について連日のテレビ報道がされています。
感染者拡大で不安になりますね。
ツアーバスの運転手さんやツアーガイドさんの感染など、ヒト・ヒト感染が確認されました。
普段通勤や通学で電車やバスなどに乗っている方は気になるところです。
どのように感染するのか、どのくらいの危険度なのか、予防策などまとめてみました。
目次
新型肺炎(コロナウイルス)とは?
新型肺炎(新型コロナウイルス)は、これまで過去に人の感染が確認されていなかった新種のコロナウイルスが原因と考えられている感染症です。
コロナウイルスは、人や動物のあいだで感染症を引き起こす病原体です。
これまで6種類が認知されていました。
ふだん「風邪」と呼んでいるうちの一部のこのコロナウイルスが原因のものもあります。
今回は新種のため、ウイルスの解明や危険度がはっきりしていない、有効な治療薬(ワクチン)が開発出来ていないことから不安感が広がっています。
新型肺炎(コロナウイルス)どうやって感染する?
中国の武漢市の市場で野生動物を食べた人から始まったとされています。
日本で感染する可能性があるとしたらヒト・ヒト感染(人間から人間)でしょう。
飛沫感染
・感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出されて、そのウイルスを口や鼻から吸い込いこむ。
肺炎を起こすウイルスなので、呼吸器に主に感染します。
近い距離で咳やくしゃみを浴びたりすれば、感染するリスクは高くなります。
(満員電車やバス、喫煙所、密閉空間は注意)
接触感染
・感染者がくしゃみや咳を手で押さえ、その手でまわりの物に触れて、ウイルスが付着。
別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜(ねんまく)から感染するなど
(電車やバスの手すりやつり革、ドアノブ、スイッチなどは注意しましょう)
新型肺炎(コロナウイルス)濃厚接触とは?
2メートル以内で30分以上ともに過ごすこと、とされています。
普段の通勤、通学でもありそうですね。
30分以下なら濃厚接触ではないかもしれませんが、飛沫感染や接触感染はまた別です。
短時間でも感染の可能性があると思います。
新型肺炎(コロナウイルス)危険度は?
新型肺炎(コロナウイルス)に感染して発症すると、発熱やせき、息苦しさや呼吸困難といった呼吸器系の症状が出ることがわかっています。
また、重症化すると肺炎や、腎機能の低下につながり死亡することもあります。
現状ではほとんどの人は比較的軽い症状で済んでいるようです。
新型肺炎の感染で死亡した人の多くは、高血圧や糖尿病、心臓や血管の病など、免疫を低下させるような持病がありました。
いまのところ通常のインフルエンザと危険度はあまり変わらないのではないか?
子供の感染者はインフルエンザより事例がまだ少ないようです。
(無いわけではありませんので注意です)
新型肺炎(コロナウイルス)予防対策は?

電車に乗るな、在宅で対応したほうがいいなど報道がありますが、ほとんどの人は無理だと思います。
予防対策としては飛沫感染と接触感染の予防となります。
まずは通常の風邪やインフルエンザと同じように粘膜(ねんまく)から感染を防ぐため、手洗いとうがいは徹底しましょう。
アルコールによる消毒は有効で、アルコール消毒ができるウェットティッシュでこまめに手をふくことがおすすめです。
新型肺炎(コロナウイルス)マスクの効果は?

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。
咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
逆にマスクは感染を防ぐという意味では、効果が低いかもしれないようです。
分泌物などが乾燥してウイルス粒子になったときには、通常のマスクですとウイルス粒子は通過してしまいます。
それでもマスクと手袋はなるべくしておいたほうが良いかと思います。
他の人へのエチケットになります。
せきなどするときは周囲を気にしてティッシュなどで覆いましょう。
洋服などにも付着しますので、お部屋に入る際は入室前に軽くはたく、アルコール消毒系のスプレーをするのも予防策になります。
完璧に防ぐのは難しいので、とにかく移動した後は早めのうがいと手洗いの徹底ですね。
合わせて睡眠や休息を良く取り、免疫をあげておくことも大切です。
通勤・通学電車は大丈夫?新型肺炎(コロナウイルス)予防対策まとめ

テレビでも連日の報道で不安感を抱きますが、必要以上に怖がらず普段からの予防対策を心がけましょう。
入念な予防対策で十分防ぐことが可能です。
もし風邪や感染したかな?という症状が出たらなるべく早く医療機関に行きましょう。
厚生労働省の電話相談窓口も設置されました。
03-3595-2285
受付時間 9時00分~21時00分
最後までお読みいただきありがとうございました。

