箱根駅伝2020年の2区(エース区間)で1時間5分57秒の区間新記録を樹立した東洋大学の相沢晃選手が、東京マラソンの出場を断念したと1月18日に報道がありました。
怪我などあったのかと心配しましたが、選考基準が厳しいため回避したそうです。
目次
相沢晃選手のプロフィール
名前 相沢晃(あいざわあきら)
生年月日 1997年7月18日
出身地 福島県須賀川市
身長 178cm
体重 62キロ
出身校 学法石川高校–東洋大学経済学部
主な記録 アジアジュニア陸上競技選手権大会 5000メートル 銀メダル(2016年)
ユニバーシアード ハーフマラソン 金メダル(2019年ナポリ)
自己ベスト 1万メートル 28分17秒81(2018年)
ハーフマラソン 1時間01分45秒(2019年)
相沢晃選手のマラソン断念の理由は?

3月1日に行われる東京マラソンはオリンピック代表選考会の一つになっています。
しかし、すでに行われた代表選考会(MGC)で完走した選手が大迫選手の持つ日本記録をクリアした選手が3人目に先行されるため、相沢選手が初マラソンで日本記録を出しても代表に選ばれないそうです。
そこまで積み重ねて努力してきた選手も居ますし、ルールですから仕方がないですね・・・
東京オリンピック、男子マラソン代表3人目の選考基準は

3人目の代表に選ばれる選考基準は、すでに行われた代表選考会(MGC)3位の選手(大迫傑選手・ナイキ)
もしくは、その大迫選手のもつ日本記録を上回るタイムをMGCで完走した選手が東京マラソンで走れた場合となっており、かなりハードルは高い。
可能性がありそうなのは大迫選手の前に2018年の東京マラソンで日本記録(2時間6分11秒)を記録した設楽悠太選手(日立物流)あたりでしょうか。

相沢晃選手の今後のオリンピック、トラック挑戦はどうなる?

今後については1万メートルで代表を目指すそうです。
1万メートルの代表はすでに昨年のドーハで行われた世界陸上競技選手権でも選考会の一つになっているようです。
(但し男子は1万メートル決勝の出場者は無し)
今年に第104回日本陸上競技選手権大会が開催され、そこで1万メートルの選考競技会で決定するようです。(まだ日程未定)
1万メートルのオリンピック参加基準記録は27分28秒に設定されています。
相沢選手のこれまでの自己ベストは28分17秒81(2018年)
ほかの陸上競技選手権大会は6月に開催されるようなので、その時期でしょうか。
ここに向けて練習をしていくようですね。
相沢晃選手の就職先進路はどこ?

実業団の名門、旭化成に内定しています。
2020年のニューイヤー駅伝でも優勝(4年連続)した超名門ですね。
来年のニューイヤー駅伝の出場もあるかもしれません。
相沢晃選手の今後、まとめ
箱根駅伝でも活躍し、旭化成への就職も内定している相沢選手
環境などが変わる時期かもしれませんが、日本で開催されるオリンピックです。
ぜひ出場してもらいたいですね。
そして旭化成陸上部でも活躍されると思います。
実業団ではニューイヤー駅伝が有名ですが、エントリー数は7(区)しかありません。
4年連続優勝中の名門ですから相沢選手でもエントリーされるかは大変でしょう。
これからの活躍を期待して見守っていきたいと思います。

